もじオーダー「声」
前の記事に書いたプレゼント企画と時を同じくして、Twitter経由でオリジナルの文字キーホルダーを作っていただけませんか、というメッセージを頂きました。
どうやら委託店舗にて拙作をご覧になり、お声掛けくださったとのこと。ありがたいお引き立てに、喜んでオーダー内容をお尋ねすると、まさかの「声」!!この短い間に、オーダーがかぶるとは、なんてミラクル。
詳しくお聴きすると、声を使ったお仕事をされていらっしゃるご家族へのプレゼントに、とのことでした。そんな大事な贈り物に、露蜂房のアイテムに白羽の矢を立ててくだすったんです。こりゃあ、頑張るしかあるめぇ……と思い、謹んでお受けさせていただきました。
「どこまでも響くような声」をイメージして作ったのが、こちらの作品。
広がる音波とマイクをモチーフにデザインしました。
(楽しくなってしまいさっそくプレゼント包装しちゃったので、アイテムだけの画像が無いです。。)
このマイクモチーフは最終案の中にちょろっと紛れさせていただいたご提案だったのですが、ありがたいことに採用していただきました。声を使うお仕事→アイコン化するならマイク?という感じで、文字の最後のはらいの部分に潜ませたのですが、いい具合になじんだなと思います。
無事にご家族にお渡しいただいた後にもお喜びのメッセージを送ってくださり、がんばって良かった〜〜気に入っていただけて本当に良かった〜〜!!と、思わず小躍りしました。世界で一つの贈り物を作らせていただけて、本当に嬉しかったです。
とはいえ、実は当初は少し心配でした。
それぞれの「声」の文字を、私の力量で表現しきれるのかな。せっかくオーダーいただいたのに、同じようなものになってしまわないかなと。
ですが、お話をお伺いしてみると、それぞれ全く「声」のイメージがちがうものでしたので、当初の心配は秒で杞憂となりました。イヤリングは立体、キーホルダーは平面彫刻でしたので、それぞれ表現方法がちがったのも、作っていて面白い部分でした。
そうですよね、同じ文字だって、みんなそれぞれ持っているイメージはちがうんですよね。だから私から出てくるデザインも、オーダーによってどんどん変わっていくし、その度にガンガン引き出しを開けまくったり頭をひねってトライ&エラーを繰り返します。
それに気付いたら、もっとオーダーこないかなー!?と、欲張りな気持ちになりました。誰かの想いに沿って一緒にデザインをするのって、大変だけどとても楽しいです。
私にとっても、本当にいい機会をいただきました。
露蜂房にお任せくださって、ありがとうございました!
この他にも、オーダーいただいたロゴや文字がありますので、またどこかでお披露目させていただきますね。
それでは、また。