露蜂房だより

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文ッ字フリマに出展いたしました。

少し遡って4月27日の話なのですが、文ッ字フリマに出展いたしました。大日本タイポ組合さま主催の文字ものオンリーイベントで、フォント、手書き文字の本、文字のグッズなど、文字オンリーのコミケみたいなイベントです。場所は町田のことばらんど。駅近で落ち着いた雰囲気の建物です。

 

初回は3年前に渋谷で開催されたのですが、その時私は一般参加で行きました。そこでたくさんフォントや文字グッズを買い漁り、「次回があったら絶対参加したい!」と燃えておりました。そんな熱い気持ちを3年間胸に秘め、ついに参加が決まった時の喜びと言ったらもう…!文字グッズを作る者として、文ッ字フリマに参加することがひとつの目標でしたので、本当に嬉しかったです。

 

しかし、出展者ラインナップを見て震え上がりました。こんな神々ばかりの祝宴、私のような者が末席を汚してもよいものかと、、。本当に素晴らしいクリエイティブの方ばかりでしたので、たぶん今まで出たどのイベントよりも緊張していました。参加できてすごく嬉しい、でも怖い!みたいなことを、ずっと考えていました。

 

当日の朝は重たいスーツケースと複雑な気持ちを引きずって、町田まで馳せ参じた次第です。ことばらんどに入る前に「石を投げられるまでは楽しまさせていただこう」と気持ちを強く持ち、キョロキョロしながらスペースに到着。

会議室のようなお部屋に会議テーブルをいくつか配置したような感じです。スペースの準備をしつつも、「まあ、うちはそこまで混まないだろうし、のんびり神々のブースを見て回ろうかな」と思っていましたが、結局1歩もブースを離れることなく終わりました。

 

みなさん、文字グッズへの飢えがすごい。これは深刻です。予想以上の人出に驚きました。すれ違えないくらいの人で、会議室はすぐにいっぱいになりました。そして弊ブースにも、本当にたくさんの方がいらっしゃってくださいました!

 

Twitter見てきました」とか「minneで以前購入しました」とか「一目惚れです」とか、お声掛けて頂けることがとてもとても嬉しくて、「しかもここにいる皆さん全員文字好きなんだ!」と思うと、まったくアウェーじゃなくなりました。「町田だし、さすがに知り合いは来ないだろうな〜」と思っていたら、知り合いのクリエイターさんがたくさん立ち寄ってくださり嬉しかったです。しかも差し入れまで…!皆さんのやさしさ、痛み入ります。

 

 

おかげさまで大盛況に終わり、最後までバタバタしながら撤収。神々の作品も展示もなにひとつ見られなかったことは悲しかったですが、展示自体は今月中までしているので、また遊びに行こうかなと思います。

 

目標が叶えられたことで、またひとつ自信になりました。亀の歩みではありますが、ものづくりを続けていて本当に良かったです。また機会があれば参加できるといいな〜。

 

それでは、また。