デザフェスvol.53に出展いたしました
久しぶりのブログです。投稿画面に2年前の下書きが20件くらいあって驚きました。推敲途中で飽きちゃったんだろうな。これからは、もっと軽率にブログを更新していこうと思います。
ということで、先日のデザフェスのことでも書き留めておきますね。こんなご時世ですし出展は迷いましたが、やっぱりとても楽しかったです。イベント久しぶり過ぎて体力が最後まで持たずでしたが、まあ無事に乗り切れたのではないでしょうか。
それもこれも、ブースに遊びに来てくださった皆さまや、当日会場には行けませんが応援してます!とメッセージをくださった皆さまのお陰です。いつもありがとうございます。
お久しぶりの方や、偶然通り掛かって足を止めてくださった方、本当にたくさんの方がお越しくださいました。「以前にこの文字を買いました」と仰ってくださったり、もじアクセサリーを着けてきてくださったりと、本当に作者冥利に尽きる思いをたくさんいたしました。BASEでお買い上げくださっているお客様とのご対面は、文通相手とようやく出会えた!みたいな感覚でちょっぴり気恥ずかしかったり。それから、「Twitter見てきました!」のお声がけも、とっても嬉しかったです!私の小さな活動が、どなたかの心をくすぐったり、楽しい気持ちにさせられるなんて、とても最高だなと感じています。これからも、どの文字が好きかとか、こういう風に使ってるとか、どんどん教えてくださるとありがたいです。
デザフェスに出展すればクリエイターさん達にもお久しぶりに会えるということが、ひとつの楽しみでもありました。どこのブースも世界観があってかっこいいですし、新作が出ていれば嬉しいですし、近況報告や情報交換など、お話ししていると時間が足りないなぁといつも思います。まあ一番は、皆さまがお元気そうで本当に良かったです。この状況下でそれぞれ工夫して踏ん張っているのが感じられて、同じくものづくりをしている身としては勝手に仲間意識を抱いております。私の尊敬するクリエイターさん達が、これからもどうかお元気でカッコいい作品を末長く作り続けてくれますように、と強く願っています。
それから、Twitter上では存じておりましたが、はじめまして!な皆さまとお会いできたことも嬉しかったです。やはり作品に人柄って出るんだなと思いました。素敵な方々ばかりで、ようやくお会いできた!とテンションが上がりました
本当はお一人お一人ともっとお話したかったのですが、なかなかイベントの場では難しいですね。いろんなブースにもお邪魔したかったのですが、なかなか出向けず申し訳ございませんでした。この場であらためて感謝を伝えさせてください。本当に楽しい時間をありがとうございました。露蜂房のもじたちを楽しんで頂ければ幸いです!
露蜂房通信vol.4
露蜂房通信vol.4です。発行がもう半年前なのに驚きです。
文ッ字フリマに出展いたしました。
少し遡って4月27日の話なのですが、文ッ字フリマに出展いたしました。大日本タイポ組合さま主催の文字ものオンリーイベントで、フォント、手書き文字の本、文字のグッズなど、文字オンリーのコミケみたいなイベントです。場所は町田のことばらんど。駅近で落ち着いた雰囲気の建物です。
初回は3年前に渋谷で開催されたのですが、その時私は一般参加で行きました。そこでたくさんフォントや文字グッズを買い漁り、「次回があったら絶対参加したい!」と燃えておりました。そんな熱い気持ちを3年間胸に秘め、ついに参加が決まった時の喜びと言ったらもう…!文字グッズを作る者として、文ッ字フリマに参加することがひとつの目標でしたので、本当に嬉しかったです。
しかし、出展者ラインナップを見て震え上がりました。こんな神々ばかりの祝宴、私のような者が末席を汚してもよいものかと、、。本当に素晴らしいクリエイティブの方ばかりでしたので、たぶん今まで出たどのイベントよりも緊張していました。参加できてすごく嬉しい、でも怖い!みたいなことを、ずっと考えていました。
当日の朝は重たいスーツケースと複雑な気持ちを引きずって、町田まで馳せ参じた次第です。ことばらんどに入る前に「石を投げられるまでは楽しまさせていただこう」と気持ちを強く持ち、キョロキョロしながらスペースに到着。
会議室のようなお部屋に会議テーブルをいくつか配置したような感じです。スペースの準備をしつつも、「まあ、うちはそこまで混まないだろうし、のんびり神々のブースを見て回ろうかな」と思っていましたが、結局1歩もブースを離れることなく終わりました。
みなさん、文字グッズへの飢えがすごい。これは深刻です。予想以上の人出に驚きました。すれ違えないくらいの人で、会議室はすぐにいっぱいになりました。そして弊ブースにも、本当にたくさんの方がいらっしゃってくださいました!
「Twitter見てきました」とか「minneで以前購入しました」とか「一目惚れです」とか、お声掛けて頂けることがとてもとても嬉しくて、「しかもここにいる皆さん全員文字好きなんだ!」と思うと、まったくアウェーじゃなくなりました。「町田だし、さすがに知り合いは来ないだろうな〜」と思っていたら、知り合いのクリエイターさんがたくさん立ち寄ってくださり嬉しかったです。しかも差し入れまで…!皆さんのやさしさ、痛み入ります。
おかげさまで大盛況に終わり、最後までバタバタしながら撤収。神々の作品も展示もなにひとつ見られなかったことは悲しかったですが、展示自体は今月中までしているので、また遊びに行こうかなと思います。
目標が叶えられたことで、またひとつ自信になりました。亀の歩みではありますが、ものづくりを続けていて本当に良かったです。また機会があれば参加できるといいな〜。
それでは、また。
minneのハンドメイドマーケット2019
遅くなりましたが、ハンマケを振り返ります。3月末の2日間出展してまいりました。去年に引き続き2回目です。
初のさいたまスーパーアリーナでの開催ということで、どうなるかなぁと思っていましたが、フタを開けてみたら想像以上の大盛況で驚きました。お立ち寄りくださった皆さま、本当にありがとうございました!
たまアリは思っていた以上にアクセスが良かったです。最寄り駅のさいたま新都心駅からすぐでした。私ははじめて降りた駅だったのですが、めちゃくちゃ栄えてますね。たまアリと反対方向に歩くとコクーンという超大型ショッピングモールがあり、とても賑わっていました。なんとこちらにはパーツクラブさんが入っているので、突然のパーツ切れでも諦めずに済みます。ビッグサイトとは違う利点がありますね。
会場となったコミュニティホールは外光が入って明るいホールでした。作品がキラキラして綺麗に見えるからか、お昼過ぎ〜夕方がよく売れたなと思います。私の中ではビッグサイトの明るさが基本だったので、とっても明るく感じました。
通路はベビーカーが通れるくらい広く、ご家族でいらっしゃっているお客様も多かったです。とても平和な空気感でしたね〜。ただその分、ブースのバックヤードの幅は相変わらず狭かったです。去年より気持ち広くはなっていた気がするけど、机の下の在庫を出すためにしゃがむと後ろのブースの方にぶつかってしまうくらいの幅なので、出展する側としてはこれはもう少しどうにかなると嬉しいなぁと思いました。
新しい什器に関してはいろいろ思うところがあるので、また別立てで書きます。
今年1発目にして久しぶりの大きなイベントでしたので、新作は絶対作るぞ!と去年から決めていて、「無」のシリーズをなんとか形にすることが出来ました。かがみ素材がキラキラして目を引くのか、たくさん反応頂けてとても嬉しかったです!
以前お買い上げくださった方や、通りすがりに反応してくれた方、偶然通り掛かってくれた友人家族、お友達へのお土産にと選んでくださった方など、今回もたくさんの方にお会いすることができました。「あっ、これTwitterで見た!」と言ってくださる方も多く、やはり告知はしっかりするべきだな、、と反省しました。やることが多すぎて手が回らない〜って後回しにしがちなんですけど、告知画像は絶対気合い入れて作った方がいいですね。
意外だったのは、男性の方が多く立ち止まってくださったこと。「カクカクしたフォントが多いから、男性受けしますね!」と男性のクリエイターさんが仰っていたことが印象的でした。やっぱりアクセサリーだけでなく、もっとみんなが手に取りやすい雑貨も持って行けばよかったな〜と反省2つめ。いろんな素材も試してみたいし、今後は雑貨も増やそうかなと思っています。
それと、クリエイターさんが気になるのは売り上げのことですかね。こちらも去年と大きく変わりました。
実は去年の売り上げは2日で4万円くらいでしたので、出展料と製作費でトントンくらいだったんです。本当は少しでも利益を出さないと次の作品を形にしていけないのですが、「まあ楽しかったし!」と納得していたので、それはそれで良かったです。
そして今年は、これまでイベントに出た中で最高額の売り上げでした(とはいえ当社比ですが)。去年の下半期から少しずつ露出が増えていったのも少なからず影響があるかと思いますが、やはり「minne」というサービスが、ハンドメイド界隈だけでなく広く世の中に知れ渡っているんだなと実感いたしました。他のイベントと比べて入場料も決して安くはないですし、さいたまへのアクセスってどうなんだろう?と思っていましたが、想像以上の人出に驚きました。作り手側だけでなく、ファンの方も多かったのではないでしょうか。
あと、出展者としては、シモジマさんの販売ブースが本当にありがたかったです!設営の時点でガムテープが切れちゃったので、とても助かりました。さすがの目の付け所です。他の企業ブースも力が入っていて、にぎやかでした。
そしてやはり、いろんなクリエイターさんとお話しできたことがとても嬉しかったです。
委託先が同じ方や、以前から気になる作品を作っていらっしゃる方、会場で偶然作品をお見かけしてお話しさせて頂いた方など、たくさんの方から製作時のお話しなど聴けて良かったです。出た甲斐があったなと思います。イベントの醍醐味って、やっぱりいろんな方とお話しできるところですよね。
2年続けて参加してみて、去年よりも確実にいいイベントだなーと思えたので、来年は一層期待しちゃいます。次回も出られるよう、またがんばっていきます。ブースにお立ち寄りくださった皆さま、本当にありがとうございました!
あ、それとブースの画像を載せていただきました!素敵な作品がたくさん紹介されているので、ぜひご覧ください!
https://michill.jp/author/column/22399/amp?__twitter_impression=true
すごい長くなっちゃった。
それでは、また。
価格改定について。
お世話になっております、露蜂房でございます。
価格改定についてのお知らせです。
いろいろと考えた結果、3月1日より1粒200円の値上げとなりました。
いつもお世話になっている皆さまにおきましては、大変ご迷惑をお掛けいたします。
個人的には、今まで他のハンドメイド作家さんが値上げに関してこういったお知らせをしているのを見かける度に、「個人の自由だから好きにしたらよいのでは」と思っておりましたが、今回予期せず作品のことが値段とともに広がってしまったので、これはご説明をしておいた方がいいかしらと思い、あらためてブログを書いている次第でございます。
(ちなみに、現在すでにVVオンラインで予約されている分に関してはお値段変わりませんのでご安心ください。)
値上げ自体は去年末頃から考えておりました。たくさん作品を作る上で、安定した品質でお届けしたいと思い、素材や台紙などにこだわってより良いものに変えていこうと悩んだ結果、材料費があがったという部分が大きいです。
そして、作業時間が増えたことにより生活が逼迫されてしまい「これ以上がんばったら、つらくなる」と感じたことも、少なからず理由の一つです。
「デイリーに使えるもじもの」がコンセプトのもじシリーズは、気分によって付け替えてもらえればいいなぁと考えていましたので、なるべくお求めやすい価格設定ではじめました。そしてこれまで、なんとか皆さまのご期待に応えたいと思い頑張ってきました。休日は日がな作成しては発送をして、ということをしていましたが、それでは追いつかなくなり、平日も早朝と深夜に作業をしなければ間に合わなくなってしまいました。
このまま物理的に無理を続けると絶対にクオリティが落ちてご迷惑をお掛けすることになるし、新作を作れないのも辛いと感じています。でも、気に入ってくださったのならできるだけたくさんの方にお届けしたいという気持ちもあり、どうしたものかとずっと考えておりました。
私は文字が好きだし、アクリルで遊ぶことも好きだし、なにより私の作品を通して皆さまお一人お一人のお話を聞かせてもらうことがとても好きです。もう少し余裕があれば、感想のメッセージやレビューにもお返事できるのになぁと歯がゆい思いもあります。
とにかく今のこの状況は、嬉しくて楽しいけれど私にとっては少し忙しすぎるなと感じています。せっかくお引き立てくださっているのにワガママですね、すみません。でも、私は楽しく健やかにものづくりをしていきたいです。
この先、よい距離感でこの趣味を長続きさせていくためにも、今回決断いたしました。
これからもより良いものを作り続けていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
露蜂房
明けましておめでとうございます。
すっかり半ばも過ぎましたが、明けましておめでとうございます。
昨年中は、作品ともども大変お世話になりました。今年もマイペースにものづくりに励みたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
一昨年の9月に立ち上げた、露蜂房というブランド。
「オリジナルフォントのアクセサリーなんて、ニッチ過ぎるだろ」と思ってはじめましたが、案外皆様に受け入れて頂けて、本当に嬉しかったです!
ちょうど1年経った頃から忙しくなり、9月くらいから今まで、文字どおり駆け抜けてきました。
デザフェス出て、委託が3箇所決まって、オリジナルオーダーがきっかけで、たくさんの方に露蜂房を知ってもらう機会が増えて。皆様、本当にありがとうございます。
今年も、私が「ほしい!つくりたい!」と思うものを作っていきますので、よろしければまたご覧ください。
いろいろ野望はあるので、実現にむけて頑張っていきたいです。
どうぞよしなに。